PIDJ-NBS研究班について

PIDJ-NBS研究班は、日本医療研究開発機構(AMED)事業として2019年度から3年間の予定で採択された研究「核酸検出等の方法を用いた原発性免疫不全症等治療可能な新生児・小児期疾患に対する新生児マス・スクリーニング法の開発」(代表研究者:東京医科歯科大学茨城県小児・周産期地域医療学 今井耕輔)を行う研究班です。分担研究施設はこちら。具体的には以下の5つの課題に取り組んでいます。

  1. 全国 PID新生児スクリーニングコンソーシアム(PIDJ-NBSC)の構築
  2. 本邦における原発性免疫不全症(PID のうち、SCID、BCD)の頻度、有病率の明確化
  3. 原発性免疫不全症新生児スクリーニング法の精度、感度、基準値等の検討
  4. 既存のスクリーニング法と比較したコスト等を含めた検討
  5. PID スクリーニングと同時測定可能な他の疾患のスクリーニング法の開発

わたしたちが描くこどもたちのあかるい未来

原発性免疫不全症(PID)のこどもたちは、うまれつき感染症にかかりやすく、最初の感染症が命に関わるものであることもまれではありません。わたしたちは、PIDに対する新生児スクリーニングを、日本で生まれるすべての赤ちゃんに広くとどけることで、PIDのあかちゃんが感染症にかかる前に発見、診断し、適切な医療機関での早期の治療により、こどもたちをまもることを目的としています。適切な治療、根治治療を受ければ、健康なこどもたちと同じようにおとなになり、社会で活躍することも可能です。

  • 原発性免疫不全症(PID)については こちら
  • PIDの治療についてはこちら
事務局
一般社団法人日本免疫不全・自己炎症学会事務局

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